どうも、け~えすです。
Virtual speditor(ETS2RMの正式名称)のちょっと便利な使い方の説明をガッツリとやっていきたいと思います。
Virtual speditorの導入方法や、基本的な使い方については、「ETS2 Route Maker Ver1.3の導入方法」をご覧ください。
Virtual speditor Ver.1.5で追加された新機能についての解説は、「ETS2RM Ver1.5公開されてました(訂正版)」をご覧ください。
1.config.cfgファイルの中身の解説
Virtual speditorのconfig.cfgファイルは、テキストエディタで中身が見れます。
中身は以下に引用し、【】で各項目の説明を追記してみます
F:\My_Liv\Doc\Euro Truck Simulator 2\profiles\4B7573616E615B4A504E5D\save\autosave【指定したセーブフォルダの場所】
job pickup time:72【指定した荷物の配達期限時間】
propose randoms:1【出発地や会社、荷物などを指定した際に他の項目をランダムで出す】
Language:0【他国語対応 但し日本語は非対応】
DB Mode:normal【不明】
no_exclude:0【未検証 出発専用の会社へ配達が出来る?】
loop:0【複数配達地を設定して最初の出発地に戻るルートを作る際の、経由地の件数】
cargo File only:0【cargo.filを使うかどうか】
この中で、使いそうな部分を抜き出して解説していきます。
・job pickup time:72
この72を変更すると、荷物の配送期限時間を変える事が出来ます。
フェリーの利用等で時間が足りない場合は、ここを変えて下さい。
・propose randoms:1
Virtual speditorを起動して出発地の会社を指定すると、到着都市・会社・荷物が自動的にランダムに設定されます。
この動作が不要な場合は0に設定するとOK。 自動設定が動かなくなります。
・no_exclude:0
すみません、未検証です。自動翻訳を読む限り、出発専用の会社に配達できるようになるみたいですね。 ただし、あくまでVirtual speditorで設定が出来るだけで、実際にはETS2本体の改造も必要になるはずです。 MOD等でその辺を修正している場合は使うといいかも?
・loop:0
loopの数字を2以上にすると効果が出ます。
loop:3の設定で説明すると、
1.1回目の配送の出発地をUppsalaのdrekkar、到着地をrostockのITCCに設定しAddCargo
2.出発地が前回の到着地になってるので、今度は到着地をparisのbcpに設定
3.次にParis bcp出発、pecsのtradeaux到着に設定してAddCargoを押す
4.設定された到着地がUppsalaのdrekkerになっている
つまり、loopで指定した数字の配送の時に、一番最初の出発地に戻る動きに書き換えられる訳です。
最初の出発地を自分が所属する会社の本拠地と考え、ヨーロッパ内であちこち配送して、最後はまた会社に戻ってくる。 そんな感じのロールプレイで使うのかな? とか想像してますw
・cargo File only:0
1にするとcargo.filに記載された荷物のみが出てくるようになります。
記載方法ですが、ETS2の荷物設定ファイルにある物をそのままコピペするのが簡単です。
荷物設定ファイルの確認方法なんですが、def.scs(バニラ)・dlc_east.scs(GoingEast)・dlc_north.scs(スカンジナビア)・dlc_trailers.scs(ハイパワーカーゴパック)を解凍する必要があります。バニラ以外の物は、そのDLCをお持ちでないとファイルがありません。
解凍には、SCS公式で配布しているGame Archive Extractorが必要です。
ツールの入手先や、実際にdefを解凍する手順は、「ETS2 EAAで特定のトラックのミッション表示がおかしい件」で書いてますので、そちらをご確認ください。
def.scsを解凍したら、\def\cargo\とフォルダを進んで貰った所にある、「貨物名.sii」ファイルをテキストエディタ開きます。
1行目に「cargo_data: cargo.beef_meat」(beef_meat.siiを開いた場合の例)があると思うので、「cargo.beef_meat」をコピペしてcargo.filに追記して下さい。
これでcargo File onlyを1にしていれば、荷物の選択がcargo.beef_meatのみになってるはずです。
今度は、同じフォルダ階層にある「beef_meat」フォルダを開いてみましょう。
中に「aero_dynamic.sii」と「krone.coolliner.sii」があると思います。
これは「冷凍/冷蔵トレーラー(エアロタイプ)」と「冷凍/冷蔵トレーラー」の2つのトレーラー設定がある事を示してます。
フレイトマーケットで出てくる牛肉の場合は、このどちらかがランダムで出てくるのですが、Virtual speditorで牛肉を設定した場合は必ずエアロタイプの方が出てきます。
推測なんですが、トレーラー設定ファイルの頭文字の若い方が自動的にVirtual speditor
で選択されているものだと思われます。
このあたりも考えて、運びたいトレーラー種別だけを貨物名で決め打ちしておけば、あの大量の荷物から特定のトレーラータイプを探し出す苦労も減る訳です。
2.け~えすのcargo.filの中身
とりあえず現状の物をそのまま書き出します。 丸ごとコピペしてcargo.filに上書きしてもOKです。
cargo.acid
cargo.almond
cargo.beverages
cargo.apples
cargo.beef_meat
cargo.cement
cargo.diesel
cargo.excavator
cargo.fireworks
cargo.floorpanels
cargo.glass_packed
cargo.icecream
cargo.live_cattle
cargo.logs
cargo.sand
cargo.scania_tr
cargo.volvo_tr
cargo.yacht
トレーラータイプを上から書いていくと・・・
ケミカルタンク・プラットフォーム・絶縁式・カーテンサイダー・冷凍/冷蔵(エアロ)
バルクセメント・フューエルタンク・低床・レンガ・パネル運搬・ガラス運搬・冷凍/冷蔵
家畜運搬・木材・ダンプ・スカニアトラック・ボルボトラック・ヨット
となってます。
なお、ゴーイングイースト・スカンジナビア・ハイパワーカーゴパックの各DLCが入った状態で作ってますので、DLCをお持ちでない人がこの設定を使う際に、持ってない荷物を作った場合、どんなエラーが出るか不明です。 深刻なエラーは出ないと思いますが、十分注意してお使い下さい。
3.Virtual speditorを使って、普通は出せないスキンを出してみる。
大変申し訳ございませんが、この項目については「スカンジナビアDLC」をお持ちの方限定のお話になります。 お許しください。
ETS2のガレージ画面で「アバウト」から行ける「トレーラーブラウザ」を見ていくと、なんかおかしな企業スキンが出てきます。
企業名がtnで始まるやつです。
これなんですが、多分次期DLCのフランスDLC用の奴じゃないかと思ってます。
特定の条件を揃えると、このスキンの一部を引っ張り出す事が可能です。
実際の方法ですが、「Nordic stenbrottでカーテンサイダーの荷物を作る。」 これだけw
では、実際に作ったものが以下のSSになります。
vitas powerでクールライナーか絶縁式で以下のSSのトレーラーが出ます。
他にもありそうなんですが、検証が追いつかないので不明です。
「Scout」とか「SAG&TRE SAWMILL」も試してみましたが、残念ながらフランスDLC系のスキンではなく、FCPとかの既存スキンに置き換わる模様です。
そうそう、ログアウトとかすると荷物のスキンが変わる事が多いです。
シングルからマルチへ持ち込んだりすると、高確率で荷物のスキンが変わるのでご注意くださいね。
それと、MPでも下のLISETTE LOGISTICSは珍しいらしく、ネタ提供元の某氏曰く、「外人さんからSteamのPMがガンガン飛んでくるんだよぉぉぉぉ」と嘆いてましたw
(その荷物の出し方教えて!って事だそうですw)
そのあたりもご注意くださいねw
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ETS2 Virtual speditor(ETS2RM)Ver.1.5の運用Tips
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